【塩倉裕】27年前のチェルノブイリ原発事故の歴史は現地社会にどう刻まれているのか。同原発への「ツアー」を使って取材をした異色の紀行が『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』として刊行された。四半世紀以上先の福島を考える参考に、との狙いがある。
特集:核といのち言論誌「思想地図β」の最新号として今月上旬に発売された。批評家の東浩紀、ジャーナリストの津田大介、社会学研究者の開沼博ら9人の取材陣が、4月に現地を訪ねた。
ダークツーリズムは「観光学の先端で注目されつつある概念」であり、アウシュビッツや広島のような「歴史上の悲劇の地へ赴く新しい旅のスタイル」である、と同誌は紹介する。