【織井優佳】「31年目の夫婦げんか」(26日公開)は、メリル・ストリープとトミー・リー・ジョーンズの2大俳優が長年連れ添った夫婦を演じる。デビッド・フランケル監督は、中高年男女のリアルな描写が生むトホホな笑いに包み、愛を求めて一生懸命な人々を温かく描いた。
「プラダを着た悪魔」(2006年)がストリープとの初顔合わせだったフランケル監督は、製作側が真っ先に配役を決めた彼女から監督に指名された。ストリープが招いた監督ならとジョーンズもリラックスし、撮影現場は和やかだったという。「僕の一番の仕事は、2人を邪魔しないことでした」と監督。
テレビドラマ中心に経験は豊富だったが、ストリープの信頼を得るまでは緊張し通しだったという。「今でも『プラダ』でメリルを初めて演出した時の悪夢を見ることがある」と笑う。