【鳥居達也】沖縄の伝統文化を否定する皇民化教育の中、琉球音楽と西洋音楽を統合する曲の創作に取り組んだ作曲家宮良長包(みやらちょうほう、1883〜1939)の生誕130年を記念する音楽祭が6月下旬に沖縄県宜野湾市であった。
宮良は沖縄・石垣島の出身。小学校などで教師を務める傍ら琉球民謡を採譜して西洋音楽と融合させた独自の民謡調歌曲などを百数十曲作曲した。1944年10月の空襲で直筆譜は焼失したが、曲は教え子から口伝えされ、譜面になった。
沖縄料理店などで耳にする「安里屋(あさどや)ユンタ」や、代表作で伝記映画になった「えんどうの花」など歌曲はバラエティーに富む。大半は共通語の歌詞を採用し、曲調も親しみやすい。「沖縄のフォスター」と呼ばれるゆえんだ。
歌、踊り、アクロバット、コントとなんでもこなす5人組ユニットの3rd DVD。表題曲はきらきら星をモチーフにした可愛らしい楽曲