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(AKB的人生論)川栄李奈 ゆっくり、でも確実に

写真:18歳。テレビ番組の学力テストで最下位。「センターバカ」に選ばれたが、人気は急上昇した=倉田貴志撮影拡大18歳。テレビ番組の学力テストで最下位。「センターバカ」に選ばれたが、人気は急上昇した=倉田貴志撮影

写真:川栄李奈さん=倉田貴志撮影拡大川栄李奈さん=倉田貴志撮影

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 「急がば回れ」。急ぐときは遠回りしても、確実に目的地を目指したほうがいい。私もこのことわざのように、回り道をしても、自分に合ったものを見つけられたらと思っています。「急がば回れ」は英語で、「Haste makes waste」。その意味を知ったのは今年4月に放送された「めちゃめちゃいけてる!」(フジテレビ)の企画で学力テストを受けたときでした。「急がば回れ」の英語を日本語に訳す問題でしたが、私は「ハステとワステが仲良く作った」と答えて爆笑されました。私は真剣に答えたんですよ。だけど結果は、AKB48メンバー(+キンタロー。)の中で、圧倒的な最下位。すっかりおバカキャラになってしまい、握手会ではファンのみなさんから「バカなんだね」と言われることが多くなってしまいました(苦笑)。確かに勉強は苦手。特に算数はダメで、今も九九が満足に言えないくらい。でも、運動神経はいいんですよ。中学生時代はテニス部で、市の大会で優勝したこともあります。また、ある番組でテストをしたら、モニターに出る数字を、一瞬でどれだけ覚えられるかはかる瞬間視の能力はアスリート並みでした。あれ? アスリートになればよかったのかな。

 好きなことには力を発揮できるけど、そうでないことにはなかなか気持ちが向かないんです。実はAKB48の活動には、最初の頃、まったくついていけませんでした。応募したのはAKB48が大好きな友達に誘われたからです。私は前田敦子さんのファンで、AKB48のことは好きでしたが、アイドルになりたいという強い意志はありませんでした。だけど、オーディションでは私は合格して、友人は不合格でした。普段着のTシャツ。髪はぼさぼさ。AKB48の「大声ダイヤモンド」を歌いましたが、合格した理由は今もわかりません。まもなくレッスンが始まりましたが、それまでダンスの経験がなくて、練習では全然踊れませんでした。2回目のレッスンに先輩の横山由依さん(現チームAキャプテン)が来て、一緒に踊ってくれました。先生は「由依ちゃんを見習って」というほど上手。普通なら「私、できるのかな?」とあせるところなんでしょうが、「すごいな〜」と驚くだけでした。

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朝日新聞アイドル取材班

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