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新説生かす歴史マンガ 現地調査や研究者監修

写真:『信長のシェフ』では延暦寺焼き打ちについて新解釈が示された=(C)梶川卓郎・西村ミツル/芳文社拡大『信長のシェフ』では延暦寺焼き打ちについて新解釈が示された=(C)梶川卓郎・西村ミツル/芳文社

写真:発掘成果に基づき、戦国時代の城を描きだした『センゴク天正記』=(C)宮下英樹/講談社拡大発掘成果に基づき、戦国時代の城を描きだした『センゴク天正記』=(C)宮下英樹/講談社

 【編集委員・宮代栄一】人類の過去のすべてを題材に描かれる様々な「歴史マンガ」。近年、綿密な取材や監修に基づき、新発見や新説をストーリー作りに生かした異色の作品が相次いでいる。

 戦国武将・仙石権兵衛の生涯を描く「センゴク」シリーズ(宮下英樹、講談社、「センゴク天正記」として連載中)。魅力の一つである詳細な場面描写を支えているのが現地調査だ。宮下さんは「姉川、長篠、備中高松城、桶狭間など、合戦をシリーズとして描いたものはすべて現地を訪れた」と話す。

 好例が、1580年からの羽柴(豊臣)秀吉の鳥取城攻めだ。攻め手の秀吉軍は、鳥取城に臨む地に城を築いて拠点とした。その「太閤ケ平(たいこうがなる)」一帯の測量が先ごろ鳥取市教育委員会の手で実施され、本陣山や防御用の空堀群などの構造が明らかになった。

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朝日新聞将棋取材班

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