■諏訪中央病院名誉院長
■脳卒中防ぐ減塩活動 地域と協力
――1974年、諏訪中央病院で働き始めました
知り合いの信州大の医学生から、とても優秀な外科医がいて、その教え方がすごいと聞いていました。東大の関連病院から出向いていた高田真行副院長で、当時30代後半。内科医の僕が内視鏡で発見した胃がんを、高田先生が手術する。僕も立ち会い、「お前が内視鏡で見つけたがんは、切り開くとこうなっている」と見せてくれる。僕が触診で虫垂炎と診断した盲腸も、「患部を幾度か実際に見ておくと、触診だけでどれだけ化膿(かのう)しているか、何が起きているか分かる」と。急患の対応がものすごく強くなりました。