■楊逸(作家)
当て字で変わった名前をつける「キラキラネーム」がブームになって久しい。とりわけ最近は有名人の、意匠の凝った赤ちゃんの名前が相次いで発表され、話題を呼んでいる。愛する我が子に、ありったけの知恵を絞って個性のある名前をつけてあげるのはむろん親の大事な務めであろう。
漢字、ひらがな、カタカナからなる日本語、名づけも、ほかの国に比べ、自由度がある分、複雑なところもある。漢字とふりがなを切り離して考えることができる上、どちらも最大限に生かし、意と音を両立させたり、二つ以上の意を持たせたりするような工夫を凝らすあまり、理解不能の境地へと暴走したケースも時たま現れる。