夕日に照らされた葉っぱのように
生命を内側から光らせるもの
青空をほかのどんな青でもない空の青に染め
雪の白にだれにも触れることのできない
透き通った輝きを与えるもの
鳥たちの声をいまこの瞬間に際立たせるもの
それは生よりもその杯に垂らされた一滴の
死のなせる業ではあるまいか
音楽に宿ってひとを酔わせるもの泣かせるもの
理由もなく子供たちを笑わせるもの
老人の皺だらけの手をとって
一日の終わりへゆっくりと歩いてゆくもの
人ごみに埋もれた見知らぬ顔を
かけがえのないただひとりへと彫りあげるもの
それを愛と呼ぶのならその根は
死の底知れぬ静けさへと伸びてはいまいか
もう祝ってもいいですか?
地上から立ち去ることであなたは
生きる歓びそのものの永遠の伴侶になったと
あれから二十六年が経とうとしている
今日歌っていてもいいですか?
あなたの息子があなたの死を褒める唄を