こんなにおおぜいの人がいるのに
わたしを誰もしらない
こんなにたくさんの物があふれているのに
気高い場所がどこにもない
生ぬるい悪意の息が匂っているだけ
ここを本当の地獄にしてやろう
あの方がそういうと
疲れきった街並と人々が
一瞬ふしぎなひかりに包まれた
あたりにはガスがたちこめ
わたしたちは喉をかきむしっている
阿鼻叫喚に包まれて
金を数え快楽をあさる男たち
我が子の乳母車だけを押して走る女
なにもかも滅びればいい
灰のなかから救済の鳥が飛びたつのなら
たとえ縊られても
わたしたちは戻ってきます
心の傷口をこじあけて真昼の広場へ
あなたに 闘いの準備はできていますか?