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舞台「エドモンド」 八嶋智人と小泉今日子が共演

2005年08月18日

写真

八嶋智人(左)と小泉今日子

 ひょんなことから日常を踏み外し、思いがけない体験をする男を描く「エドモンド」(デビッド・マメット作、山内あゆ子翻訳)が長塚圭史演出で19日から、東京・青山円形劇場で上演される。エドモンド役は八嶋智人(のりと)。彼を取り巻く30人近い人々を小泉今日子ら7人が演じる。

 舞台はニューヨーク。占師に「本来いるべき場所にいない」と言われた平凡なサラリーマン・エドモンドは妻と口論して家を出て、夜の街で売春婦や詐欺師らと次々出会い、危険な道へと進んでゆく。社会性のある問題作を発表してきたマメットの82年作品で日本初演になる。

 テレビ、舞台で人気を集める八嶋だが、主役は初めて。ふだんは才気ある攻撃型の役柄が多いが、今回演じるのは、一癖も二癖もある人たちに翻弄(ほんろう)され続ける「受け」の人物だ。

 「つらいです」と苦笑する。「小手先の演技をすると演出家に『いらない』と言われる。状況と相手役を信用し、その時感じるものを素直に、毎回新鮮に出してゆこうと思っています。完全な円形舞台なので、あらゆる方向から見られ、役者は『さらされている』感じ。お客さんには目撃者、体験者になってもらえるのではないか」と言う。

 小泉はエドモンドの妻とコーヒーハウスで彼と出会う女グレナなどを演じる。

 「余分なものを全部はぶき、言葉だけで何が表現できるか、みんな苦労しています。今は分かりやすくて、ある意味でサービスのいい芝居が多いけれど、全部がそうなってはつまらない。私が観客なら、こういうお芝居もあるんだと新鮮に感じると思います」と話す。

 大森博史、酒井敏也、小松和重、中村まこと、平岩紙、明星真由美が共演する。6500円。前売りは売り切れ。当日券がある。電話03・5423・5906(シス・カンパニー)。


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