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リング模し頂上決戦 近藤良平の「コンドルズ」ツアー

2005年08月24日

写真

近藤良平(右)と勝山康晴。「ぼくら勢いあります、っていう感謝と自慢を込めました」

 振付家・ダンサーの近藤良平が主宰し、学生服の男性ばかり十数人が踊るカンパニー「コンドルズ」が、27日から4都市を巡るツアー「TOP OF THE WORLD」を始める。コントあり人形劇あり、もちろんダンスあり。快テンポで笑いの絶えない90分間のステージにするという。

 今春の東京公演を追加分まで即日完売にしたコンドルズ。「頂上決戦」を意味するツアー名は、勢いに乗るカンパニーの気分を表す。東京以外の3都市では、格闘技のリングに似せた舞台を会場中央に設置。ダンサーは四方の花道を走り抜け、そこに上がる。

 ダンサーの1人で制作も担当する勝山康晴は「いつもより舞台が狭いのでエネルギーが凝縮します。客席とも近いから、汗が飛び散ったりスモークが漂って、迷惑をおかけするかも」。

 コンドルズのダンスは、体格差のある男性がユニゾンで踊る面白さや、よく跳躍し、体操や空手の型などを想起させる力強さが持ち味だ。

 ダンスの合間に十数分ずつ、コントなどを挟むのもおなじみ。コントは、プロ野球のホークスをソフトバンクが買収したことなど、時事ニュースを素材に、公演地ごとに変える。

 近藤は「ダンスを見に来たはずなのに、コントや人形劇やら、とんでもないことが始まっちゃったという感じにしたい。そこに山があったら飛び降りたくなるくらい、見たら人生すっきりするよ」と、おどける。

 近藤は今年、朝日舞台芸術賞寺山修司賞を受けた。NHK教育テレビの子ども向け番組「からだであそぼ」の中では近藤一家出演の体操コーナーが放映中。今秋はソロ公演も控える。

 ダンサーには会社員や教師などの兼業者が多い。子どもがいる団員もおり、「いずれジュニア・コンドルズを作りたい」(近藤)。ワークショップで年配の人を振り付けする機会もあり、「シニア・コンドルズもいいな」などと話す。

 公演は世界の高峰の名を冠した。福岡公演マッキンリー・スペシャルは27、28日、広島公演モンブラン・スペシャルが9月3日、大阪公演キリマンジャロ・スペシャルが同10日、東京公演エベレスト・スペシャルが同23〜25日。問い合わせは電話03・5272・0991(コンドル・スタッフ・サービス)。


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