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ビントレー芸術監督、バレエ「カルミナ・ブラーナ」を語る

2005年10月25日

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バーミンガム・ロイヤルバレエ芸術監督のデビッド・ビントレー氏

 バーミンガム・ロイヤルバレエ芸術監督のデビッド・ビントレーが振り付けたバレエ「カルミナ・ブラーナ」が29日から、東京・初台の新国立劇場で上演される。新国立劇場バレエ団と同ロイヤルバレエの共演に、独唱、合唱とオーケストラが加わる力強い舞台になりそうだ。

 「カルミナ・ブラーナ」は、ドイツの修道院で見つかった13世紀の詩集に、カール・オルフが作曲した世俗カンタータ。学生や若い聖職者が書いたとされる詩は、道徳的な歌から酒と恋の賛歌、宗教をからかう「おふざけ」まで多彩。音楽もビートが利き、猥雑(わいざつ)さと神聖さが交じる。

 ビントレーは、3人の神学生が愛や快楽に目覚め、悩みつつ世の中に出て行くという物語に仕上げた。

 冒頭、黒い目隠しと黒いドレス、ハイヒール姿で踊る「運命の女神」が、悲劇を予感させる。「結末は私なりの地獄のイメージ。世俗を超えた信念があれば、いつも変わらずにいられるという思いを込めた」という。

 清らかさの象徴である「白鳥」が料理され、男らにかじられる場面や体をひねるような動きはバレエのイメージとは離れるが、「源はクラシックバレエ。バレエの技術はすべてを表現できる」とも話す。

 29、30日と11月3〜6日。主演はシルビア・ヒメネス、イアン・マッケイ、湯川麻美子、山本隆之らで、演奏はバリー・ワーズワース指揮の東京フィル。新国立劇場合唱団のほか、ブライアン・アサワ(カウンターテナー)らの独唱も。「ライモンダ」の一部も上演。9450〜3150円。電話03・5352・9999(劇場)。


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