きゃしゃながら強い意志が伝わる歌声と、あぐらをかいてギターを弾き語るスタイルで、2月にデビューした。福岡県出身の18歳。
デビュー曲「feel my soul」が月9ドラマ「不機嫌なジーン」の主題歌に、6月発表のセカンドシングル「Tomorrow’s way」が映画「HINOKIO」の主題歌に、と順調な滑り出しだ。
母がカーステレオで流す大黒摩季や松任谷由実を聞くうちに、自然と曲を作るようになった。15歳のとき、高校とアルバイトの両立に追われ「音楽の道はもうないのかな」と漠然とあきらめていたが、風邪をこじらせて体を壊した1カ月ほど、自分の将来をじっくり考えたという。
そんな時、地元で知り合ったストリートミュージシャンにある音楽塾を勧められ、高校もやめ、作曲の基礎などを学び始めた。「みんなと違う道に進む不安より、音楽をなくしてしまうことの方が不安だった」
音楽のことだけを考え、海辺やあぜ道に座ってギターを弾いていた福岡時代。「自分らしくて落ち着く」という“あぐらスタイル”で昨年3月のオーディションを勝ち抜き、半年後に上京した。
「一瞬たりとも、もったいないことをしたくない」「聞いてくれる人の期待に応えたい」。張りつめた横顔がりりしい。
8月7日には「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」に出演する。「ライブはまだ焦りばかりで楽しむところまでは……。納得できるまで自信をたくわえて臨みたいです」