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2005年09月02日
現存する最古の能舞台とされる国宝の西本願寺・北能舞台(京都市下京区)。織田信長が見たかもしれない創建当時の姿を、立命館大の八村広三郎教授(情報科学)、古川耕平研究員らがコンピューター・グラフィックス(CG)でよみがえらせた。18日、神戸市で開かれる情報処理学会の研究会で発表する。
北能舞台は1581(天正9)年に造営、後に西本願寺に移築されたとの見方が有力だ。八村さんらは昭和初めの解体修理時の実測図を基に、視点を自在に動かせる3次元CGで再現した。
消えかけていた舞台背景の松の絵は、文化財の修理・復元専門の川面美術研究所(京都市右京区)が、わずかに残る跡を特殊な照明でたどるなどして復元した。狩野派の絵師の作品とみられる。
能が専門の重田みち・立命館大研究員は「普通の能舞台と違い、背景の絵に竹がない。能の歴史を研究するうえでも興味深い」と話す。
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