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週刊人間国宝
芸能 歌舞伎(2)

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今週のわざ江戸の荒事

山田庄一 元国立劇場理事

 1603年(慶長8)、京都・四条河原(しじょうかわら)で興行して大当たりを取った出雲(いずも)の阿国(おくに)は、それから4年後には江戸に下って「かぶき踊り」を演じた。これにより江戸でも歌舞伎の興行が行われるようになり、1624年(寛永元)には初代中村(猿若(さるわか))勘三郎(かんざぶろう)が中橋(なかばし)に猿若座を開いた。 [全文を読む]

今週紹介の人間国宝三代目 市川左團次 / 二代目 尾上松緑 / 十七代目 市村羽左衛門 / 七代目 尾上菊五郎

もっと知るために

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【みる・きく・しる】菊五郎の人と芸

 家元制度をもたない歌舞伎は「家の芸」が名跡によって継承されてきた。 歌舞伎十八番の市川團十郎家に拮抗する音羽屋の家と人と芸の流れをみてみよう。 [全文を読む]

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国立劇場

国立劇場大劇場は伝統芸能の保存と振興を目的として1966年(昭和41)に開場。 全席1610席の大劇場では歌舞伎を主として舞踊、邦楽、民俗芸能などを上演している。 [全文を読む]

今週の人間国宝名鑑

◆三代目 市川左團次(いちかわ・さだんじ)

1964年認定 1898.8.26−1969.10.3

六代目市川門之助の子で、六代目尾上菊五郎に師事し、1952年三代目市川左團次を襲名。古風な容姿で、典雅で清純な演技は絶品。とりわけ江戸歌舞伎の和事(わごと)役に冴えをみせ、『義経千本桜』の「鮓屋(すしや)」の弥助などを得意とした。

◆二代目 尾上松緑(おのえ・しょうろく)

1972年認定 1913.3.28〜1989.6.25

七代目松本幸四郎の三男に生まれ、六代目尾上菊五郎の薫陶を受ける。1935年二代目尾上松緑を、37年藤間流家元四世藤間勘右衛門を襲名。菊五郎劇団の座頭(ざがしら)として立役(たちやく)の芸を継承。荒事(あらごと)や所作事(しょさごと)に長じた。87年文化勲章を受章。

◆十七代目 市村羽左衛門(いちむら・うざえもん)

1990年認定 1916.7.11〜2001.7.8

六代目坂東彦三郎の長男として生まれ、5歳で初舞台。のち尾上菊五郎劇団の中心メンバーとして活躍。1955年十七代目市村羽左衛門を襲名。時代物、世話物など広い芸域を示し、とりわけ実事(じつごと)の地味な役柄に堅実な芸風を確立した。

◆七代目 尾上菊五郎(おのえ・きくごろう)

2003年認定 1942.10.2〜

七代目尾上梅幸の長男として生まれ、1948年初舞台。65年四代目尾上菊之助を、73年歌舞伎座で『弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)』の弁天小僧で七代目尾上菊五郎を襲名。歌舞伎界の頂点に立ち、若手とともに新しい舞台に意欲をみせる。

2006年08月29日

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