内山武夫 前京都国立近代美術館長
紅型(びんがた)は、沖縄の伝統染色である。通常は型紙による多彩な文様染(もんようぞめ)をいうが、筒糊(つつのり)の手描きで糊を置き、大型の風呂敷や幕を文様染するのも紅型に含められる。沖縄で古くは、公式には型紙による糊置き防染手法を「型附(かたちき)」、筒描き手法によるものを「糊引(ぬいびき)」と称し、「びんがた」は俗称として用いられていた。「びん」は狭義にはコチニールの生臙脂(しょうえんじ)の紅色を指すが、広義には種々の色の代表としての意味で使われた。型附の色差し文様のものを「紅型」、藍の浸染(しんぜん)文様のものを「藍型(えーがた)」と表記するようになったのは古いことではなく、1920年代半ばのことであった。
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芹沢けい(金へんに圭)介
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玉那覇有公


- 伝統を学ぶ
「紅型染め」
「紅型染め」の講座は、図案作りから型彫り、糊置き、色差し、水洗など、一般に職人の世界では分業化されることの多い工程のすべてを体験できる。
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- 美術館・資料館・本・ビデオ
【美術館】
東北福祉大学 芹沢けい介美術工芸館
芹沢けい(金へんに圭)介の長男、長介氏が芹沢の作品2400点とコレクション1000点余を寄贈し、1989年(平成元)に開館。
大学のキャンパスの中にある。
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- ◆芹沢けい(金へんに圭)介(せりざわ・けいすけ)
1965年認定 1912.2.3−2002.12.7
静岡市生まれ。生家は呉服小売業を営む。東京高等工業学校卒業後、静岡県立工業試験場に勤務。民芸運動に参画。伝統的な型染めを研究し、意匠、型紙の彫刻、染織の工程を自ら一貫して行い、生命感にあふれた作品を制作。
- ◆玉那覇有公(たまなは・ゆうこう)
1996年認定 1936.10.22−
石垣島に生まれ、琉球紅型の宗家・十四代城間栄喜に師事。型紙や糊筒を用いて糊を置き、模様部分に染料や顔料で隈取りし、糊伏せして地染めする伝統技法を学ぶ。全工程に精通し、軽やかさを加味した作風を確立。
2006年09月12日
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