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週刊人間国宝
工芸技術 染織(5)

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今週のわざ花織

内山武夫 前京都国立近代美術館長

 花織(はなうい)とは、かつての琉球各地で行われた紋織(もんおり)技法の1つ。組織的には糸が浮いて紋をつくる浮織(うきおり)で、紋綜絖(もんそうこう)を用いて花柄を出すのをヒャイバナと呼ぶ。読谷山(ゆんたんざ)(現・読谷村(よみたんそん))が代表的な緯(よこ)浮織、主に読谷山や沖縄市の知花(ちばな)で織られた経(たて)浮織、首里(しゅり)や与那国(よなぐに)で織られた、表と裏に同じ紋様を織り出す両面浮織がある。この他に縫取(ぬいとり)織のように経糸(たていと)を竹篦(たけべら)を用いて手ですくい、色糸を手でさし込んで紋様を出すティバナがあるが、この技法は主に手巾(てぃさーじ)を織るのに用いられた。また花織と絣(かすり)を併用したものを「花結(はない)い」と呼ぶ。 [全文を読む]

今週紹介の人間国宝宮平初子 / 與那嶺貞

もっと知るために

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【伝統を学ぶ】

 沖縄一のメーンストリート、国際通りの中ほどに那覇市伝統工芸館がある。 首里織(しゅりおり)や壺屋焼(つぼややき)、琉球漆器(りゅうきゅうしっき)、琉球ガラスなど那覇の伝統工芸品を常時展示し、人間国宝の作品も気軽に鑑賞できるスポットとして、その場所柄もあって観光客にも人気だ。 [全文を読む]

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【施設・資料館・ビデオ・DVD・本】

◎宮平初子
【施設・資料館】 首里城  15〜16世紀に作られた、琉球王朝の歴史を象徴する城。 沖縄戦により全焼したが、ほぼ半世紀を経て再建された。 [全文を読む]

今週の人間国宝名鑑

◆宮平初子(みやひら・はつこ)

1998年認定 1922.11.6−

沖縄県立女子工芸学校を卒業後、柳宗悦の指導を得る。のち上京し、日本民藝館などで染織を学ぶ。1941年帰郷し、母校で教鞭をとる。首里に伝承された、花倉織など7種類の染織技法を幅広く習得し、制作。

◆與那嶺貞(よなみね・さだ)

1999年認定 1909.1.20−2003.1.30

読谷村に生まれ、首里女子実業学校で染織を学び、のち読谷山花織の技術を復興(1964年)。浮織と絣織を併用し、おもに木綿を琉球藍で染色。濃紺に染められた平織の地に白・黄・赤・緑などの花模様が織りだされる。

2006年12月28日

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