延広真治 帝京大学教授
落語(らくご)は一人で演ずる寄席芸(よせげい)で、枕(まくら)(導入部)・本文(ほんもん)・落(お)ち(下(さ)げ)の三段よりなり、滑稽味に主眼を置く。咄(はなし)(噺(はなし))、軽口(かるくち)、落(おと)し咄(ばなし)などとも呼ばれたが、「落語」は「一つの話の終わりの言葉」の意の語を転用したもの。噺家(はなしか)(落語家)は落語のみならず、長編で落ちのない人情咄(にんじょうばなし)、仕掛けなどを用いる怪談(かいだん)咄、歌舞伎さながらを目指す芝居(しばい)咄なども演じる。
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