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ファッション誌編集者はプラダを着る?

2006年12月01日

 米国映画「プラダを着た悪魔」の人気で、ファッション誌のエディターに対する関心が高まっている。

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「プラダを着た悪魔」でファッション・エディターへの関心が高まっている

 「プラダ…」は、ファッション雑誌社という職場で繰り広げられる新入社員の孤軍奮闘の物語なのだが、女性たちは筋書よりシャネル、エルメス、グッチ、プラダのようなブランドの服とバッグに視線を注ぐ。

 では、本当に映画の中のファッション誌のエディターたちのように実際のエディターたちも「プラダ」を着るのだろうか。表面が華やかであればあるほど内実は「茨の道」という職業の鉄則が通用するのだろうか。

 「ボーグ」エディターのイ・ジョングムさん(30)は毎月13日が締め切り日。数日内にグラフ撮影はもちろん原稿も終わらせなければならない。特に衣装グラフを企画し進めることは、ファッションエディターだけの独特の領域で中心的な役割なので最も神経を使う。

 12〜14ページの衣装グラフを作るため、モデル、カメラマン、ヘアデザイナー、メーキャップアーティストと交渉し、服を協賛してくれる会社にも接触しなければならない。撮影場所を探すのも役割だ。

 撮影前日になれば、協賛企業を1カ所ずつ訪問して撮影に使う服を選ぶ。1日で15〜20社を訪問するので、朝早く出発しても会社に帰るのは夜遅く。カメラマンのスタジオに服を持って行き、翌日どのようにコーディネートするかを決めて、服も整理しなければならない。

 6年目で、毎月同じように繰り返しているが、撮影日の前日になると寝付けなくなる。すべて完璧に仕上げられるかという不安のためだ。

 「コスモポリタン」の編集者、イ・チョンスンさん(35)は、大学で衣類学を専攻し、フランスでトレンド分析を勉強して帰国した後、「マリクレール」も経験した10年のベテランエディターだ。

 「10年前はファッションエディターが特別の影響力を持つということはありませんでした。しかし、ブランド品、ファッションに対する消費者の関心が高まると、ファッションエディターに対する期待も大きくなりました。今やファッションエディターはデザイナーに劣らずトレンドに影響を及ぼし、業界での立場を固めていると思います」

 イさんは夜勤を続ける忙しい生活が大変な上、庶民が手軽に買うことができない高価な製品を紹介しなければならない仕事自体に疑問を感じ、転職を考えたこともあるという。しかし、今は他の人々の感覚を育て、同じお金で上手に着回すことができるように助けるこの職業を選択したことに満足している。また、アイデアを発揮することができる自由な雰囲気も性格に合っている。

 では、彼女たちは本当に「プラダ」を着るのだろうか。

 もちろんみんながそうではない。入社2、3年目のころは、ブランド品でおしゃれをしたりするが、年次が上がるほどショッピングに関心を持つ余裕がなくなるためだ。また、表向きは派手でも、結局月給に縛られた会社員なので、ブランド品を楽しむほど経済的余裕を持った人もあまりいない。

 とはいえ接する情報が豊富で、特別割引の恩恵が多いため、確実に「おしゃれ」は多い。

 「コスモポリタン」のイさんは「直接服を揃えて着ることと実際に雑誌グラビアのためにスタイリングをする感覚は少し違うが、それでも他の職業に比べてファッション感覚が発達するのは事実」と語った。

 また、他のファッション誌エディター歴8年のCさんは「1月に10日位夜勤や徹夜をしなければならない不規則な生活は堪えるに値するが、年次が上がるほど大企業の友達と給与差が広がるのは堪えることができない」として「派手な見かけに比べて処遇があまりに低い」と指摘する。

 夜勤、徹夜、外勤などが多く、結婚してまで仕事を続ける人は多くはない。実際に一番旺盛に活動するエディターたちの年齢層は28〜33歳で高くない。「プラダ…」の悪魔に象徴される編集長にまで成長する少数を除いては、30代前半に転職、離職するケースが多い。


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