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今年は混戦?番狂わせも アカデミー賞ノミネート決まる2007年01月26日 23日発表された第79回米アカデミー賞のノミネーションは、「バベル」の菊地凛子が助演女優賞、「硫黄島からの手紙」が作品賞など4部門で候補に残り、日本人にも見どころが多い。一方、本命視された「ドリームガールズ」が主要賞から外れる番狂わせもあり、近年でもまれな混戦模様を呈している。 「バベル」は作品賞、監督賞など6部門で7ノミネーションを獲得した。助演女優賞は、菊地のほか、メキシコ人家政婦役のアドリアナ・バラッザも候補に残った。 トニー賞受賞の人気ミュージカルを映画化した「ドリームガールズ」は最多の8候補に挙がったが、肝心の作品賞と監督賞は逃した。ゴールデングローブ賞作品賞(コメディー・ミュージカル部門)を受賞するなど、前哨戦で手堅い支持を集めてきただけに、米国メディアも驚く。賞を主催する映画芸術科学アカデミー協会のシド・ギャニス会長も「混戦」を認める。 作品賞候補は国際色豊か。「硫黄島からの手紙」は日本人キャストによる日本語劇、「バベル」は日本語、ベルベル語など4言語が飛び交う。「ディパーテッド」は香港映画のリメーク、「クィーン」は英王室が舞台。純然たる“米国産”は「リトル・ミス・サンシャイン」だけだ。 監督賞は「バベル」のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、「硫黄島〜」のクリント・イーストウッド、「ディパーテッド」のマーティン・スコセッシ、「クィーン」のスティーブン・フリアーズ、「ユナイテッド93」のポール・グリーングラス。イーストウッドが受賞すれば3回目。一方、スコセッシは7回目の候補にして初の栄冠を手にすることになる。 主演部門は“女王”と“王”が有力だ。“女王”は「クィーン」でエリザベス2世を演じた英国のヘレン・ミレン。序盤戦の主演女優賞をほぼ独占し、アカデミー賞にも君臨しそうな勢い。“王”は「ラストキング・オブ・スコットランド」でウガンダのアミン元大統領を演じたフォレスト・ウィテカー。こちらも評価が高いが、男優賞は「ビーナス」に主演したピーター・オトゥールも要注目。「アラビアのロレンス」以来7回候補に挙がりながら選に漏れ、03年の名誉賞を「まだまだ現役」と一度は固辞した名優に、同情票が集まる可能性もある。 助演部門は「ドリームガールズ」のエディ・マーフィと、大型新人ジェニファー・ハドソンが一歩リードする。テレビのタレント発掘番組で人気を集めたハドソンは、歌唱力も存在感も迫力満点。菊地の強力なライバルになるだろう。もう一人、小さな強敵が「リトル・ミス〜」のアビゲイル・ブレスリン。ミスコンを目指すメガネっ娘(こ)を好演した10歳の少女だ。 授賞式は2月25日夜(日本時間26日午前)。 PR情報この記事の関連情報
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