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民間憲法草案作成の学者の姿、映画に 3月から上映

2007年01月28日

 敗戦直後に民間の立場で独自の憲法草案を作り、連合国軍総司令部(GHQ)の憲法草案にも影響を与えたとされる「憲法研究会」の中心メンバーの一人、故鈴木安蔵を主人公にした映画「日本の青空」が近く完成し、3月から自主上映が始まる。製作委員会は映画の製作・上映を通じて「平和憲法」の大切さを訴えていくといい、同委員会への参加を広く呼びかけている。

 在野の憲法学者だった鈴木は敗戦直後、社会統計学者の故高野岩三郎らと憲法研究会を結成。国民主権や法の下の平等、言論の自由などを盛り込んだ「憲法草案要綱」をまとめ、GHQに提出した。当時は様々な政党や団体、個人が憲法改正案を発表したが、GHQの起草者は憲法研究会案をかなりの程度参考にしたといわれている。

 映画の製作担当者は「憲法が米国による単純な押しつけで生まれたのではなく、当時の日本人の思いが反映されたものだという原点を伝えていきたい」と語る。

 映画の製作費約2億円は製作協力券の販売(10万円で1口)でまかなわれ、1月中に券を購入した団体・個人は製作委員として映画で名前が掲載されるという。問い合わせは製作委(03・3524・1565)へ。

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