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確かな手腕、収入に結実 「トランスフォーマー」監督 マイケル・ベイ

2007年08月07日14時51分

 自動車やヘリコプターからトランスフォーム(変身)する異星人たちの戦いを描いたSF大作映画「トランスフォーマー」が全国公開中だ。監督は「ザ・ロック」「アルマゲドン」のマイケル・ベイ。ハリウッドの大作ばかりを手がける42歳のヒットメーカーだ。

写真マイケル・ベイ監督

 ベイがこれまで撮った6本の劇映画すべてが大作・話題作。今回は多種多様なマシンになりすまし地球に潜入していた金属生命体が突然、人類を攻撃し始める。砂漠で、都市で、変身したロボットたちが派手なアクションを展開する。製作費も1億5000万ドル(180億円)と巨額だ。

 「映画3本分を撮っているようなもの。プレッシャーも大きい。白髪がいっぱい出たでしょ。でも、それが好きなんだ」

 大規模な予算と現場を仕切れる手腕が大作を呼び込む。前作「アイランド」からは、その力量にほれこんだスティーブン・スピルバーグがプロデュースする。

 「映画会社が1億5000万ドルを預けて、安心してまかせられる監督は一握りしかいない。その点、僕は予算内できちんと仕上げるからね。監督の仕事はスタッフから質問攻めにあって、それに答えて、導いていくこと。僕はいつもみんなにこう言うんだ。『ジャスト トラスト ミー』(僕を信用すればいいんだ)と」

 さらに、結果を出すことも大作がオファーされる理由だ。今回も全米の興行収入は、公開1カ月で約3億ドル(360億円)をあげている。「大ヒットしなかったのは『アイランド』だけだよ」

 一方で、内容的に評価されないといった不満も抱いている。例えば「パール・ハーバー」は日本でも興行収入68億円をあげたが、評価は散々だった。

 「大作は単純と見られてリスペクトされないのは確か。観客はリスペクトしてくれるのに。『トランスフォーマー』にもアートはたくさんあるんだけどなかなか理解してくれない。一時期は憤ったが、今はもう乗り越えたよ」

 次回作は「小さな作品になるかも」と話す。「『パルプ・フィクション』のようなダークコメディーを考えている。でも、その後は『トランスフォーマー2』を撮ることになるかな」

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