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ドキュメンタリー頑張れ 仏NPOが国際映画祭

2007年12月03日15時41分

 ドキュメンタリー中心の映画祭「シネマ・ベリテ国際ランデブー」が今秋、モナコとパリであった。主催は仏NPO法人インスティテュート・シネマ・ベリテ。ジョエル・ソーラー代表は「映画が次々消費される今こそ興行網に乗りにくい作品を世に伝えたい」と話す。

 ソーラー氏によれば、社会問題をえぐる映画はフランスも発表の場が少ない。モナコは、カロリーヌ王女に手紙で映画祭支援を頼み、会場提供などで助力を得たという。

 映画祭の主題は「地雷とクラスター爆弾」。地雷被害にあったチェチェンの子どもの記録映画、カンボジアに消えたカメラマン一ノ瀬泰造さんを描いた「TAIZO」など約50本を上映。地雷廃絶運動でノーベル平和賞を受けたジョディ・ウィリアムズさんも駆けつけた。

 ソーラー氏はイラクの故フセイン元大統領の記録映画「アンクル・サダム」で各地の映画祭で受賞。獲得資金などでパリの中華料理店だった物件を買い、50席の上映施設も作った。上映機材は日本ビクターの提供だ。

 映画祭はスポンサー提供の宝飾品などを競売し26万7000ユーロ集めた。ソーラー氏は「主題を変えて毎年やる。例えば『水』も一案。ぜひ日本からも出品を」。日本企業の支援を期待し、日本語サイトも始めた。

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