現在位置:asahi.com>文化・芸能>芸能>映画> 記事 伝説のバレエ団「バレエ・リュス」のその後、映画化2007年12月10日15時01分 映画「バレエ・リュス 踊る歓び、生きる歓び」が15日に公開される。ピカソが舞台美術を、コクトーが台本を、マティスやシャネルが衣装を、ストラビンスキーが音楽を手がけ、20世紀初頭のパリで人気を博したバレエ団が興行師ディアギレフ率いる「バレエ・リュス」。09年に創設、ニジンスキーら有数のダンサーを生むが、29年のディアギレフの死で解散した。
だが、残されたダンサーや振付家を集め、62年まで生き延びた「その後のバレエ・リュス」があった。映画はその軌跡をたどる。元ダンサーのクラソフスカらの回想に、公演の映像が重なる。表情や姿形に気品を感じるが、彼らの中にはロシア革命で国を追われた貴族の子女もいた。欧州で評判となり、米国へ巡業するうち、興行師たちの思惑から団は分裂。第2次大戦が追い打ちをかける――。 本拠は無く、旅公演の日々。それでも名バレリーナ、マルコワは言う。「報酬なんてほんのわずか。でも『これが踊れるなら』『あのデザイナーと仕事ができるなら』と、それが財産だった……ね、私の人生は何てリッチなのかしら」 東京・渋谷のシネマライズほかで。各地で順次。 PR情報 |