ポール・モーリアさん死去
2006年11月05日
「恋はみずいろ」を世界的にヒットさせたフランスの指揮者で作曲家、ポール・モーリアさんが3日、フランス南部のペルピニャンで死去した。81歳だった。フランス公共ラジオなどが報じたもので、4日、家族らが明らかにした。
ポールさんは25年、マルセイユ生まれ。41年にマルセイユ国立音楽学院を卒業。18歳からミュージシャンとして活躍してきた。68年にオリジナル曲の「恋はみずいろ」で、全米ヒットチャート1位を記録し、同曲はグラミー賞を受賞した。
大の親日家として知られ、指揮者としての最後のステージも、98年の日本ツアーだった。メルシャンワインのCM曲として「エーゲ海の真珠」「そよ風のメヌエット」が起用されるなど、世界的なイージーリスニングの第一人者は、日本のお茶の間にもなじみが深かった。CMに起用された2曲はレコード売り上げ50万枚を超えた。また、74年制作の「オリーブの首飾り」の流れるようなメロディーは、多くの手品師がBGMとして使用。幅広い人の耳になじむ曲を次々と生み出した。
日本人アーティストとの接点も多く、70〜80年代の来日公演時には、八神純子の「みずいろの雨」や、大橋純子の「たそがれマイラブ」を披露し、会場を沸かせた。コンサートのアンコール曲には、滝廉太郎作曲の「花」を選んだこともあった。82年には、池田満寿夫監督の日伊合作映画「窓からローマが見える」の音楽を担当。来生たかおが、84年に発売した「白いラビリンス」で編曲を手掛けた。
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