【ベルリン=金井和之】ワーグナー楽劇の本拠地「バイロイト音楽祭」のウォルフガング・ワーグナー総監督(88)が、8月末までに引退する意志を運営組織のワーグナー財団に伝えた。同財団側が29日、明らかにした。
「バイロイト音楽祭」のウォルフガング・ワーグナー総監督 |
バイロイト市のホール市長は「この引退表明で、財団の規約により後継者を決めることが可能になった」と述べた。財団は総監督が引退した後の9月1日に会合を開き、後継者指名に向けた作業を進める方針という。
総監督は娘のカタリーナさん(29)と前妻の娘エファ・ワーグナー・パスキエさん(63)による共同体制を支持しているという。