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石川セリ 本格復帰 23年ぶりオリジナル曲

2008年05月09日15時54分

 歌手の石川セリがベスト盤「リ・セクシー」(ユニバーサル)を4月下旬に出した。85年のアルバム発表以後、表舞台に出ることは少なかったが、23年ぶりのオリジナル曲も収録し、本格的に活動を再開させた。

写真本格的に活動を再開する石川セリ=鎌田正平撮影

 78年に井上陽水と結婚後は育児を優先してきたが、常に「歌い続けたい」という思いは抱いていた。「ただ、今の音楽シーンに、私へのニーズがあるのかな、と考えてしまうこともあったんです」

 それでも72年の大ヒット曲「八月の濡(ぬ)れた砂」で知られる陰りのある独特の歌声に、ラブコールは絶えなかった。現代音楽の作曲家、故・武満徹によるポップソングや親友の松任谷由実が手がけた童謡の歌い手に請われ、時折、ステージにも立った。今回の本格復帰は「一言でいえば、タイミング」と言う。

 「機が熟せば実がなるというけれど、そのためには日々の水やりが必要。それは目の前のものにきちんと向き合うことだと思う。家庭を大事にしながら、自分を育てることはできると信じていた」

 アルバム収録曲は石川自身が選んだ。「八月……」のほか、往年のヒット曲「ダンスはうまく踊れない」はリミックス版も入れ、計18曲を収録。冒頭の3曲は、歌手で女優のエミ・エレオノーラによるオリジナル曲だ。再始動にあたって井上陽水さんからの新曲は?

 「昔の曲が入ってるし、今回はとり立てて。結婚もさせていただいてますから……」

 発売記念ライブが16、17日に大阪・西梅田のビルボードライブ大阪、19、20日に福岡・ビルボードライブ福岡、27、28日に東京・赤坂のビルボードライブ東京である。

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