大徳寺の国宝障壁画、デジタルで複製 京都国立博物館
2006年08月26日
京都国立博物館で25日、大徳寺塔頭(たっちゅう)・聚光院(じゅこういん)(京都市北区)の室町時代の障壁画で国宝の「方丈襖(ふすま)絵」46面をデジタル技術で複製した試作品が公開された。最新の大型スキャナー(高さ約2メートル、幅約90センチ)を使って作品に触れずに取り込んだ画像を、色などの調整の後、特製の和紙に印刷し、ふすまなどに仕立てる。
 大型平面入力スキャナー(中央奥)を使用して作られた「花鳥図」=25日午後、京都市東山区の京都国立博物館で
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 狩野永徳作の「花鳥図」=京都国際文化交流財団提供
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「方丈襖絵」は狩野松栄・永徳親子の作。梅の巨木を中心に描いた「花鳥図」や、中国の風景「瀟湘(しょうしょう)八景図」などが5室に飾られている。作品の劣化が進んだため、京都国際文化交流財団が複製画を制作し、呉服などの販売会社「EH」(堺市)が資金提供をした。
来春完成予定の複製品は同院に納められ、オリジナルは同博物館に寄託され、一般公開される。
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