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円山応挙の掛け軸など23点盗難 計1億5千万円相当

2007年01月03日

 3日午前9時ごろ、奈良県桜井市初瀬の私立美術館・大和玉仙閣美術館(岸本嘉郎館長)から「美術館内が荒らされ、掛け軸などが盗まれた」と桜井署に通報があった。調べでは、江戸中期の画家・円山応挙や近代日本画家・横山大観の掛け軸、陶芸家・富本憲吉の皿など23点(計1億5360万円相当)がなくなっていたという。点数が多いことから、複数犯による窃盗事件と見て調べを進めている。

絵

盗まれた円山応挙の雪景山水図=大和玉仙閣美術館提供

 同館は3階建て。同署などによると、1階出入り口のシャッターがバールのようなものでこじ開けられ、2階の展示室内のガラスケースが割られていたという。同美術館は2日も開館しており、同日午後4時20分ごろに施錠されてから3日午前8時30分に従業員が出勤するまでの間に盗まれたらしい。

 盗まれた中で最高額は応挙の掛け軸「雪景山水図」(5千万円相当)。大観の掛け軸「山羊(やぎ)」(1200万円相当)もあった。ほかに額、つぼなどが盗まれた。

 同館は00年に開館、長谷寺の参道沿いにある。桜井市内で自営業を営み、同市観光協会長も務める岸本館長が集めた約300点を、収蔵している。

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