しっくい破片、7片見つかる キトラ古墳石室
2007年01月13日
文化庁は12日、奈良県明日香村の特別史跡、キトラ古墳(7世紀末〜8世紀初め)の石室の床面で、無地のしっくいの破片7片(4〜10ミリ四方)が見つかった、と発表した。石室の劣化が進む同古墳では、四神図など石室の極彩色壁画のはぎ取りが進み、残っているのは南壁の朱雀(すざく)と天井の天文図のみ。両図では剥落(はくらく)した跡を確認できなかったという。
 キトラ古墳の石室の床で見つかった約10ミリ四方のしっくい片=文化庁提供
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9日の定期点検で、床面の中央南寄りの20センチ四方の範囲で採取し、その後の分析で石室のしっくいとわかった。同庁記念物課は「今後も新たにしっくい片が見つかった場合は、これ以上の剥落を防ぐため、天井のしっくいを部分的にはぎ取って保存することも検討する」としている。
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