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京都・高麗寺跡から7世紀後半の築地塀 これまでで最古

2007年11月20日20時57分

 7世紀初頭(飛鳥時代)に創建された国内最古級の仏教寺院とされる京都府木津川市山城町の高麗寺(こまでら)跡(国史跡)で、境内を囲む築地塀(ついじべい)の一部が倒れたままのほぼ完全な状態で出土し、市教委が20日発表した。瓦などから680年代ごろ(白鳳時代)に築かれたとみられ、これまで確認された寺の築地塀では最古という。

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出土した7世紀のものとみられる高麗寺の築地塀跡=20日午後、京都府木津川市で

 築地塀は約30メートルにわたって出土し、厚さが約1.5メートルあった。当時は木の柱を並べた塀が一般的で、今回のような固めた土壁に瓦ぶきの築地塀は珍しく、製造技術がこの地域にあったことがうかがえる。自然災害のためか、瓦は内側にかたまって落ちていた。塀の高さは推定2.7〜3メートル。専門家は、大和への水運の要衝で寺の南側を流れる木津川からの眺めを重視し、力を誇示する意味もあったのではとみる。

 一方、南門に続く石敷き(参道)も出土し、南門と中門、金堂が南北一直線に並ぶ特異な伽藍(がらん)配置だったことも分かった。

 現地説明会は24日午前10時、午後1時と3時の3回。JR奈良線上狛駅から徒歩約10分。

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