未盗掘の石棺から豪華な金銅製馬具や副葬品(いずれも国宝)が見つかった奈良県斑鳩町の藤ノ木古墳(6世紀後半、国史跡)で2日、見学施設の完成を祝う式典があった。
同古墳は直径約50メートルの円墳で85〜88年に発掘調査され、06年度から整備工事が進められてきた。石室内には、全国でも珍しい車いすが利用できるステンレス製通路(約8メートル)を設置。この日の式典には地元の障害者施設の通所者も招待され、見学した。
町教委は3〜6日、1日約1千人限定で午前9時から午後5時まで石室内部を特別公開(午前8時半から先着順に整理券を配布)。7日以降は通路のドアに取り付けたガラス窓越しに見学する。問い合わせは町教委(0745・74・1001)へ。