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クリムトの4作品売却へ クリスティーズ仲介

2006年08月08日21時19分

 ニューヨークの競売会社クリスティーズは7日、オーストリアの象徴派の画家グスタフ・クリムトの4作品の売却を仲介する、と発表した。6月に絵画として史上最高額の1億3500万ドル(約155億円)でニューヨークのノイエ・ギャラリーに売られた「アデーレ・ブロッホバウアー1」と同様に、4作品はオーストリア政府からアデーレ・ブロッホバウアーさんのめいに返却されたもの。めい側が売却をクリスティーズにゆだねた。

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「ウンテラッヒの家々」=AP

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「樺(かば)林」=AP

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「アデーレ・ブロッホバウアー二世」=AP

 売られるのは「アデーレ・ブロッホバウアー2」「樺(かば)林」「リンゴの木1」「ウンテラッヒの家々」で、1903年から16年の作。ブロッホバウアー家はクリムトの支援者で、アデーレさんが絵のモデルも務めていた。絵はナチスによって強奪され、戦後はウィーンのベルベデーレ宮オーストリア絵画館が所有していた。しかし、米カリフォルニア州に住むアデーレさんのめいが所有権を主張し、今年1月に遺族への返還が認められた。

 金箔(きんぱく)をふんだんにつかった「アデーレ・ブロッホバウアー1」に比べ、「2」のアデーレは色彩豊かに描かれている。他の3作品はいずれも風景画。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、4作品は合わせて1億ドルの値がつきそうだという。

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