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ドナルド・キーン氏、狂言の魅力を紹介 11月6日に企画公演

2006年10月31日

 関西文化の発信を目的とした連続企画「上方文化を遊ぶ」の東京公演が11月6日、新宿文化センターである。サブタイトルは「〜ドナルド・キーンと茂山狂言〜」。日本文化研究者で米国コロンビア大名誉教授のキーン氏が後押しし、狂言の魅力を紹介する。「上方文化は今なお健在とアピールしたい」と言う。

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ドナルド・キーン氏

 キーン氏は53年前に来日して京都に住み、研究の傍ら茂山家の狂言を学んだ。花街の先斗町は不思議な夢のような世界だったといい、「大の上方びいき」に。その縁で、財界や学者らでつくる実行委員会に協力を依頼された。

 56年9月には、当時34歳のキーン氏が、東京の喜多能楽堂で狂言「千鳥」の太郎冠者を演じた。その無声映像(約5分間)を上映する。客席などには谷崎潤一郎、川端康成、八代目松本幸四郎らの姿もあるという。

 続いて茂山千作らが狂言「素袍落」、茂山千五郎が小舞「細雪」を上演。キーン氏と作家平野啓一郎氏が文芸や三島由紀夫について対談もする。

 キーン氏は「上方文化を象徴しているものの一つに、近松門左衛門の歌舞伎の世話物が挙げられる。面白くて奇麗な世界。こうした伝統がなくなれば、日本の文化は確実に乏しくなります」と話している。

 午後6時半。5000、2000円。電話06・6264・0315(実行委員会)。

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