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エジプトの遺跡から夫妻の木棺 早大調査隊が発掘

2007年02月16日

 エジプト・カイロ近郊のダハシュール北遺跡から、古代エジプト第12〜13王朝時代(紀元前1800年ごろ)の神官夫婦のものとみられる2個を含む彩色木棺4個を発掘したと、早稲田大古代エジプト調査隊(隊長・吉村作治客員教授)が16日、発表した。古代エジプトの夫婦の木棺がほぼ完全な形で同時に見つかるのは極めて珍しいという。

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神官の男性とみられる人物の彩色木棺の内部には、さらに人形の棺が入っている=エジプト・ダハシュール北遺跡で、早大古代エジプト調査隊提供

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神官の男性とみられる人物の彩色木棺=エジプト・ダハシュール北遺跡で、早大古代エジプト調査隊提供

 夫婦のものとみられる木棺は、長さがそれぞれ193センチと184センチ。1月24日、深さ約3.6メートルの地中から約2メートル離れて未盗掘の状態で見つかった。大きい方の棺(ひつぎ)には、男性の名前と死者に祈りをささげる「葬祭神官」の称号を示す文字が記され、内部にはさらに人の形の棺が入っていた。小さい方には女性の名前があり、いずれも赤や緑などで彩られていた。形状や工法などが同じことから、2個は夫婦の棺と判断したという。

 約10メートル離れた、深さ約1.5メートルの地中からも人の形の木棺1個を発見。神殿建築をつかさどった職人のものとみられる。もう1個は激しく破損していたという。

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