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小学生だって作家です 「12歳の文学賞」決まる

2007年03月01日20時06分

 小学生を対象にした「12歳の文学賞」(小学館主催)の第1回受賞者が1日発表された。大賞は富山市立宮野小6年、追本葵さん(12)の「月のさかな」と、神奈川県鎌倉市立関谷小4年、井上薫さん(9)の「『明太子王国』と『たらこ王国』」。2人には「親子イギリス文学の旅」が贈られた。

 応募総数は2205作品、100枚以上の長編小説もあった。同賞は05年に中学生が文芸賞を受賞するなど、若い作家に注目が集まる中、子どもならではの発想力を期待して創設された。

 審査員の作家、あさのあつこさんは、「小学生とは信じられない完成度の高さに戸惑いました。世界観は秀逸で、文体はとぎすまされている」と絶賛。「このまま大きくなると私の立場はどうなるの、と強力なライバルに恐れを抱きます」

 記者会見で、追本さんは「日常の何げない話を書いていきたい」、井上さんも「宮部みゆきさんが好き、次に書くなら推理小説」と大人の作家顔負けのコメントをした。

 2作は、ほかの入賞作も収めた単行本「12歳の文学」として今月下旬に出版される。

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