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9千年前の女性土偶 シリアで見つかる

2007年05月25日23時48分

 世界で最も早く農耕が始まったとされる地域にある、シリア北東部のテル・セクル・アル・アヘイマル遺跡で、紀元前7000年ごろの大型の女性土偶を発掘し修復を終えたと、東京大学総合研究博物館が25日、発表した。26日から東京・本郷の同博物館で展示される。

写真シリアで見つかった約9千年前の女性土偶=西秋良宏・東大教授提供

 東大の西秋良宏教授(西アジア考古学)らの調査で04年に見つかり、シリア側と共同で修復を続けてきた。座った形の土偶は高さ約15センチで、通常の3倍ほどの大きさ。粘土を固めて作られている。頭などに赤と黒が彩られ、目や鼻、頭髪などが写実的に表現されている。多産や豊穣(ほうじょう)の象徴と考えられるという。

 西秋教授は「メソポタミア地域でこれほどの細部表現を持つ大型作品がほぼ完全な形で見つかったのは初めてではないか」と話している。

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