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夏目漱石の絵、手紙、デスマスクなど800点を展示

2007年08月04日11時14分

 夏目漱石の書いた書や絵、デスマスクなど約800点もの資料を通じてその生涯を振り返る大規模な回顧展「文豪・夏目漱石――そのこころとまなざし――」が、東京・両国の江戸東京博物館で9月26日〜11月18日に開かれる。(アサヒ・コム編集部)

写真夏目漱石のデスマスク 新海竹太郎作・1916年(個人蔵)
写真漱石が描いたイギリス地図(東北大学附属図書館蔵)
写真漱石が自作「こころ」のために描いた装丁原画 1914年(岩波書店蔵)

 学生時代のノートには余白に落書き。ロンドン留学の渡航日記には、日本から持って行く品々の一つに梅干しが挙げられている。弟子に貸した本は、忘れないようにリストを作っておく。「人間・漱石」が身近に感じられる資料の数々だ。

 水彩画で描いた絵手紙、南画風の大作、自作の小説の装丁画などは、趣味の幅広さをうかがわせる。

 展示品の中心は、東北大学「漱石文庫」の所蔵品。太平洋戦争の最中に空襲による消失をさけようと、東北大学付属図書館長だった弟子の小宮豊隆が、蔵書約3000冊を始めとする遺品を移した。同文庫の資料がまとめて東京で公開されるのは、初めてという。

 主催は財団法人東京都歴史文化財団・江戸東京博物館と、東北大学、朝日新聞社。同大学創立と、漱石の朝日新聞入社から今年で100年になるのを記念し、開催される。

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