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3000年前の養蜂場 イスラエルで発掘

2007年09月06日16時59分

 旧約聖書で「乳と蜜の流れる地」と描かれた現在のイスラエルでこのほど、約3000年前と見られる養蜂場跡が発見された。旧約聖書の「蜜」はナツメヤシやイチジクからとれるものを指すとの解釈が有力だが、当時も人工的に蜂蜜を採取していた可能性が高まった。

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イスラエルのレホブで発掘された古代のミツバチの巣箱(ヘブライ大学提供)=AP

 イスラエルの報道によると、同国のヘブライ大学が今年夏、エルサレムの北約80キロにあるヨルダン国境近くのレホブで発掘した。蜂蜜採取が古代エジプト王国の時代からあったことは古文書などで知られているが、ミツバチの巣箱が原形をとどめて出土したのは初めてという。

 巣箱はわらと粘土でつくられ、30以上が見つかった。ハチの出入りする穴の反対側に、人間が手を入れてハチの巣に触れられるふたのついた穴が作られていた。全体では100近い巣箱が3層に並べられ、年間約500キログラムの蜂蜜が採取可能だったと見られている。

 巣箱の隣で見つかった小麦の粒の放射性同位体測定から、時代はソロモン王の統治や、イスラエル統一王国の南北分裂があった紀元前10〜9世紀と推定されている。

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