現在位置:asahi.com>文化・芸能>文化>文化一般> 記事 マラソンの増田明美さんが作家デビュー2007年09月13日11時14分 女子マラソンの元日本記録保持者で現在はテレビ解説者の増田明美さん(43)が「カゼヲキル」(講談社)で小説家デビューを果たした。「一瞬の風になれ」(佐藤多佳子著)など陸上競技を題材にした小説が相次いで出版される中、売れ行きも順調のようだ。
「カゼヲキル」は田舎の中学2年生、山根美岬(みさき)が陸上の世界に魅せられ、マラソンで五輪出場を目指す物語。第1巻「助走」が7月に発売され、来年の北京五輪までにあと2巻が出て完結する予定だ。 千葉・成田高時代に彗星(すいせい)のごとく女子長距離界に現れ、84年ロス五輪に出場した増田さん。自伝的小説と受け止められがちだが、本人は「確かに美岬は私に近い部分はあるが、これまでのマラソン選手の取材をもとにつくり上げた選手」と説明する。美岬の成長過程は、陸上に真剣に取り組もうと考えている若い選手の「参考書」となるよう意識して描いたという。 03年ごろから小説の案を温めていたという増田さんは「小、中学生に読んでもらい、ひとつのことに打ち込む素晴らしさを知ってもらえたらうれしい」と話している。 PR情報 |