現在位置:asahi.com>文化・芸能>文化>文化一般> 記事 コルビュジエ設計の国立西洋美術館、世界遺産候補に2007年09月15日03時00分 政府の世界遺産条約関係省庁連絡会議は14日、東京・上野にある国立西洋美術館本館(59年完成)を、「モダニズム建築の巨匠」といわれるフランス人建築家ル・コルビュジエ(1887〜1965年)の設計した建築群の一つとして、世界文化遺産の暫定リストに記載することを決めた。来年1月にフランス政府が、「ル・コルビュジエの建築と都市計画」として、世界23カ所のコルビュジエ建築を、日本など関係国政府と共にユネスコに正式に推薦し、09年夏の世界遺産登録を目指す。
ロンシャンの礼拝堂(仏)など、フランス、日本、アルゼンチン、ベルギー、ドイツ、インド、スイスの7カ国にある23カ所で、西洋美術館は日本にある唯一のコルビュジエ建築だ。仏政府から今年3月、日本側に推薦の打診があったという。 国を超えての世界文化遺産は、アルゼンチンとブラジルの「グアラニーのイエズス会伝道施設群」などが既に登録されているが、日本で候補は初めて。 世界遺産への推薦には重要文化財の指定が必要で、西洋美術館について文化庁は来年1月までに指定する方針だ。建造物の指定には完成後50年経過という目安があるが、同庁は「完成してほぼ50年たっており、国際協力の観点からも今回は特例的に扱う」という。 PR情報 |