現在位置:asahi.com>文化・芸能>文化>文化一般> 記事

津波漫画をタイ語訳し配布 被災地などで6000部

2007年10月16日06時17分

 83年の日本海中部地震を題材に津波の恐ろしさを伝える漫画「激濤(げきとう)」(矢口高雄氏作)がタイ語に翻訳され、05年のスマトラ沖大地震の被災地であるタイ南部の小学校や図書館に無償で配布されることになった。日タイ修好120年記念事業の一環として、NGOが企画。バンコクの日本大使館で15日、タイ側への寄贈の式典があった。

 企画したのはNGO「ねぎぼうずタイランド」(近藤秀和代表)。120周年記念事業実行委員会が資金を助成。出版元の講談社から協力を得て上下各3000冊を印刷した。津波被害が集中したパンガー県の小学校や寺で16日から児童らに直接配布するほか、プーケット、クラビ両県などの図書館に寄贈する。

 激濤は人気マンガ「釣りキチ三平」の作者矢口さんの作品。100人を超す死者を出した日本海中部地震の被災者から取材し、津波の悲惨さとともに兆候の見分け方や逃げ方も紹介している。近藤代表は「タイでも人気の漫画が子どもたちの防災意識向上に役立ってくれるはず」という。

PR情報

このページのトップに戻る