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横溝正史の遺品を公開 東京で1日から

2007年11月27日11時14分

 金田一耕助が活躍する作品群で知られる探偵小説家、横溝正史の遺品展が、12月1日から東京都千代田区の二松学舎大学で開かれる。

 展示は、昨年6月に東京・成城の旧横溝宅から発見された遺品約2600点の一部で、未発表作品「霧の夜の出来事」(200字詰め原稿用紙66枚)をはじめとした約5000枚、280点の草稿、ラジオや映像作品のシナリオ300冊などが含まれる。

 今年130周年を迎えた二松学舎大学が、約4000冊の蔵書などと合わせて買い取り、整理を進めていた。国文学や中国文学の研究に熱心な同大学だが、今後はミステリー研究にも力を注ぐという。

 江藤茂博・文学部教授は「制作過程があまり明らかにされていない、横溝正史の研究の貴重な資料。所在の知られていなかったシナリオも多く、原作と映像作品との関係を探る『メディア変換』の研究にも役立てたい」と話す。

 会場は、九段キャンパスの資料展示室。1〜8日は草稿と洋書、10〜22日はシナリオやポスター、チラシ類を中心に展示(日曜休館、無料)。問い合わせは同大学図書館(03・3263・6364)。

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