現在位置:asahi.com>文化・芸能>文化>文化一般> 記事 7つの装置で絵画をより深く味わう ミュージアムラボ2008年02月12日14時55分 新しい美術鑑賞を打ち出す東京・五反田のミュージアムラボ。大日本印刷がルーブル美術館と共同開発する企画だ。3回目の今回はルーブル所蔵ティツィアーノ「うさぎの聖母」が展示される。1枚の絵でたっぷり1時間は楽しめる。 館内に入ると、本をめくりながら映像で画家の人生を学ぶコーナー、修復研究所がX線などで解析した制作過程を見せるシアターなど、絵画をより深く味わうための七つの装置がある。 特に楽しめるのが絵画の中に入り込む映像。手前に絵が映されていて、観客が奥に進んでいくと絵の中に入り、背景に描かれている草原を歩くことができる。 もう一つの目玉は、視線追跡装置。自分の視線が絵のどこを見たかを、コンピューターがチェックする。館内を一周し、絵に対する知識が深まった後に再び試すと、視線の動きが複雑になっているのが分かる。 これらの装置は、ルーブルから提案されたコンセプトを大日本の技術で具現化した。今回のテーマは「没入、エモーショナル」。ルーブル美術館のロワレット館長は「パリのルーブルでも設置したい」と言った。 3月1日まで。無料。予約制で、各回定員20人。ミュージアムラボ(03・5435・0880)。 PR情報 |