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生活空間に現代美術を 再現オフィスやマンションに陳列

2008年03月12日14時17分

 現実の生活空間と現代美術を関係づける展示が東京の2カ所で開かれている。

写真「アートは心のためにある」展の会場。中央がリキテンスタインの作品=東京・六本木の森美術館で

 東京・六本木の森美術館で4月6日まで開かれているのは「アートは心のためにある」展。会場には机やイスがオフィスさながらに並ぶ。いわば「執務空間における現代美術の試み」。

 スイスに拠点を置く金融機関UBS所蔵の約1千点から、60作家約140点が展示されている。実際にUBSのオフィスに飾られるものもある。家具を展示室に持ち込み、オフィスのイメージを再現している。

 ずらり並んだ机の向こうに、大型の現代美術作品が見える。展覧会名になっているジョナサン・ボロフスキーの絵画は、ラウンジ風の空間に展示されている。

 リキテンスタインにウォーホル、リヒターといった欧米のビッグネームから、アジアの作家まで。荒木経惟から杉本博司、森村泰昌らの日本勢もいる。特にトーマス・ルフやアンドレアス・グルスキーらの大型のの写真が充実している。

 一方、コンクリートや配管がむきだしのリフォーム途中の中古マンションでも展覧会「RE−think!」が開かれている。

 室内には、世界各地でロウソクをともすイベントを続けるキャンドル・ジュンさんの展示。薄暗い空間で大小約70本が炎を揺らす。14〜16日正午〜午後8時、港区芝浦4の8の12のメゾン田町401で。

 中古マンションの建売住宅型リフォームを手がける企業が企画した。再生途中の空間は現代美術にぴったりと気づいての試みだという。(大西若人)

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