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伊坂幸太郎さん、ついに本屋大賞に

2008年4月15日11時38分

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写真本屋大賞を受けた伊坂幸太郎さん

 今年で5回目の「本屋大賞」に、第1回からノミネートされ続けた、ただ1人の作家伊坂幸太郎さんの『ゴールデンスランバー』(新潮社)が選ばれた。いわば「ミスター本屋大賞」(実行委員の高頭佐和子さん)の受賞に授賞式には全国の書店員がつめかけた。候補だった近藤史恵さん、桜庭一樹さん、万城目学さんも顔を見せた。

 投票には今回、約400人が参加した。受賞作は、首相暗殺犯にでっちあげられた男のスリリングな逃亡劇。考えること、生きること、信頼とはなにか、といった他の伊坂作品にも共通するテーマが胸を打つ。昨年11月末に刊行され7刷23万3千部になった。

 伊坂さんは「1位になるのは慣れていない」と照れながらも、「小説ってがんばって書いたらいいものが書けるのか分からないけど、がんばります」とあいさつ。書店員が作ったPR用の手書きポップを次々と手渡され、「応援してもらっていることを実感します」と喜んだ。

 あいさつに立ったフリーライターの永江朗さんは「この賞も5回目になり『打倒直木賞』の目標は果たせたのでは。書店員の発言力を増すのに力を発揮した。人気投票を超えた何かがある」と評価。「ますますのスキルアップを」と発破をかけた。

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