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秋山庄太郎の代表作並ぶ アトリエ改装、美術館に

2008年6月21日14時32分

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 昭和を代表する写真家・秋山庄太郎(1920〜2003)が撮影した女優や文士のシリーズを並べた「美の追憶」展が、東京都港区南青山の秋山庄太郎写真芸術館で7月13日まで開かれている。

 この美術館は、秋山がアトリエとして使っていた空間を改装して、昨年6月にオープンした。本人が亡くなる前に、ここを美術館にして欲しい、と言っていたという。秋山は梅原龍三郎の絵や、浜口陽三の版画などの美術作品を収集しており、一部をこの場所に飾り、親しい友人を招いていた。

 地下には秋山を有名にした女優の写真と使ったカメラが並ぶ。原節子、淡島千景、岸惠子、夏目雅子などの人気スターが、秋山特有のクローズアップで撮られている。47年に銀座で偶然原節子を見て、彼女を撮影したい一心で、近代映画社のカメラマンになったいきさつも紹介されている。1階は文士・画家のポートレート。井上靖、浜口陽三、松本清張らの迫力のある顔が、本人の自筆の色紙と共に展示されている。2階は自然光があふれるカフェで、花の写真も展示されている。晩年本人が寝起きした場所だ。

 全体で200平方メートルほどの展示室だが、随所に秋山ゆかりのベンチなどが使われ、心地よい。同館学芸部長の上野正人さんは、「1人の写真家の生き方を感じてもらえれば」と語る。一般700円、月火休み。電話03・3405・8578(古賀太)

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