クレムリン博物館の建物にかけられた「サムライ」展の垂れ幕=モスクワ、東京国立博物館提供
モスクワのクレムリン博物館で開かれていた「サムライ―日本の武家の宝物」展がこのほど、閉幕した。東京国立博物館の所蔵品を通して武家文化を視覚的に伝える特別展だったが、約50日間で約10万人が来場。クレムリン博物館にとっても歴史的な大盛況になったという。
同展は、国宝の太刀を含む、刀剣、甲冑(かっちゅう)、印籠(いんろう)、能面など約70点を紹介。東京国立博物館の原田一敏・上席研究員は、「映画『ラストサムライ』の影響からか、2年ほど前からサムライ展をやってほしいという要望が欧米から来ています」と話す。
来年には、同じような枠組みの展覧会が米カリフォルニアで開かれる予定だ。