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「氾濫するイメージ」展 時代の精神あらわに

2009年1月7日14時52分

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 60〜70年代に活躍した8人の作り手たちのポスター、雑誌、本などを集めた「氾濫するイメージ」展が、さいたま市のうらわ美術館で開催されている。難解な作品が美術界の主流だった時代にあって、印刷メディアでは原色を多用した華やかなビジュアル作品が多かったことがわかる。

 昨年末に亡くなった木村恒久や、赤瀬川原平、粟津潔、宇野亜喜良、タイガー立石、横尾忠則、中村宏、つげ義春、計8人の作品。デザインや漫画などジャンルを超えた奇才ぞろいだが、驚くのは今日の目から見ると彼らの作品が似通っていることだ。

 粟津の「鉛筆男」(77年)。頭が鉛筆の形をした男には、つげの漫画のような雰囲気がある。赤や青の原色を使った色彩構成は、横尾が状況劇場のために作った「腰巻お仙」(66年)などのポスターにも通じる。木村が政治家を皮肉ったフォトモンタージュ作品からは、赤瀬川の「櫻画報」などの漫画に近いパロディーや引用の精神が感じられる。(古賀太)

 ▽25日まで。13日、19日休館。終了後、東京都の八王子市夢美術館、栃木県の足利市立美術館に巡回。

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