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上質の教養・娯楽に重点 NHKBS、2チャンネルに統合・再編

2011年2月1日10時17分

 NHKの衛星放送(BS)のチャンネル数が4月に3から2へと減る。7月の地上デジタル放送完全移行を控えた再編で、各チャンネルのコンセプトも見直した。地上波からBSに移る番組や姿を消す番組もあり、放送のラインアップが大きく変わりそうだ。

 現在NHKのBSには、BS1、BS2、BSハイビジョンがある。これを統合・再編して、4月1日からはBS1とBSプレミアムの2チャンネル体制にする。

 国際情報とスポーツ番組が中心となるBS1は、現在とあまり変わらない。

 新たな性格付けがなされるのがBSプレミアムだ。「本物志向の教養・娯楽」チャンネルをうたい、「紀行」「自然」「美術」「歴史」「宇宙」「音楽」「シアター」という七つの分野の番組を重点的に放送。40〜50代を主なターゲットにするといい、ビートたけしが新しいアートの楽しみ方を提案する「たけしアート☆ビート」など34の新番組が始まる。

 改編に伴い「引っ越し」する番組も多い。総合テレビの「土曜時代劇」はBSプレミアムの日曜夜に移行。大河ドラマ以外の時代劇は地上波からなくなる。また、暮らしの中に隠れた様々な美の鑑賞法を紹介する「美の壺(つぼ)」は、教育テレビからBSプレミアムに移る。

 これまでは地上波の難視聴地域対策もあり、BS2の約6割は地上波の番組を放送してきた。だが衛星を通じて地上波を見られる環境が整い、同じ番組を放送する意義が薄れ、NHKはチャンネル数減に踏み切った。

 地上波と重複するBSでの相撲中継はやめ、幕下の取組の中継がなくなる。ただ、大河ドラマと朝の連続テレビ小説はBSで見ている人も多いため、BSでの放送を継続する。

 そのBS視聴者の増加が、改編を後押しした面もある。昨年11月末現在の衛星契約件数は1537万件で、5年間で291万件増えた。日向英実放送総局長は「地上波がメジャーで、BSがマイナーだというイメージをなくしたい」と強調。BSに移る時代劇の第一弾は、司馬遼太郎原作の「新選組血風録」を投入し、「新しいBSの目玉」と位置づける。

 一方で、姿を消す番組もある。金曜夜の「芸術劇場」(教育テレビ)と金曜深夜の「ミッドナイトステージ館」(BS2)は3月で終了し、演劇を扱う番組がなくなる。BS2の「プレミアムシアター」はBSプレミアムに残るが、日本で上演される演劇は基本的に扱わないという。演劇番組の関係者の一人は「地方の演劇ファンから、惜しむ声が届いている。なくなるのは残念だ」と話している。(村瀬信也)

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